御由緒
御祭神
誉田別命(ほむたわけのみこと)
【第15代天皇 応神天皇】
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
【第14代天皇 仲哀天皇】
気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
【仲哀天皇皇后】
応神天皇は『文武の神』とされ、国家鎮護、産業振興、勝運招来、厄難除け、子孫繁栄、家運隆昌、教育、交通安全、悪病災難除けなど広い御神徳・御利益があるとされています。
御由緒
白鳳年間(約650年)が創祀とされているが定かではない。平安時代、龍福と弥惣という兄弟が北の奥山に潜み住んでいて凶作をもたらした際に村人は困り果て、藤原秀衡にその討伐を要請したところ、遣わした源義経が二人を退治した。当社はその戦勝に感謝して建立されたとされる。また文治4年(1188年)、義経の奥州下向時に祈願成就の礼として醍醐山に使者を遣わし、男山八幡宮(現在の石清水八幡宮)より空海自筆の額一面、金の幣三本、平安城の刀一振りを奉り長継坊萬福という僧が下向勧請した。天正年間(約1573年)に移築、戦火での焼失もあったが空海の額一面が現存する。寛文4年(1664年)領主 中村出雲が社殿を造営し献納したとされ、その後、宝暦2年(1752年)興静が社殿が修築された。
1870年(明治3年)に八幡神社と改称。1875年(明治8年)村社に列す。1945年(昭和20年)11月3日社殿を改築。現在に至る。
拝殿前には南三陸町を象徴するキャラクター『オクトパス君』
入谷八幡神社の参道沿いにあり、旧入谷中学校の校舎をリノベーションした『YES工房』では、今では南三陸町のイメージキャラクターと言えるオクトパス君が作られている。「置くと(試験に)パス」出来ることから合格祈願や学業成就の縁起物とされ、その見た目も相まって広く人気を博しています。
タコは古来より8本足で末広がりであることや『多幸』とあてられ縁起物とされてきました。また、タコが墨を吐いて敵から身を守る習性から「苦難を煙に巻く」という意味でも縁起の良い生き物とされています。
タコと言えば兵庫県の明石が有名ですが、「西の明石、東の志津川」と呼ばれるほど志津川で水揚げされるタコは逸品とされています。
入谷八幡神社のオクトパス君は『撫でると幸せが訪れる』と言われております。